ぎっくり腰を繰り返す患者さまのお話

今日はギックリ腰を何度も繰り返している患者さまのお話をさせていただきますね^_^

症状としてはこんな感じです↓

僕「今の症状がどんな感じか詳細を教えいただいていいですか?」

患者さま「昔一度ギックリ腰をやって、しばらくなっていなかったんですけど、数年前からぎっくり腰になる頻度がすごく増えたんです。前は一年に一度くらいだったのですが、今年はもう今の段階2回やってます」

とこんな感じでした。

ギックリ腰を繰り返したり

その期間がだんだん短くなるケースの方

これも本当に多いです。

で、結論から言うと

このぎっくり腰を繰り返してる方のパターンは

「初発のギックリ腰から治ってない」

ということです。

ギックリ腰というのは過労状態になると起きやすく、

例えば椅子から座っている状態で立ちあがろうとした時に

脳から立ちあがろうとする信号が身体へ送られます

ただ、過労状態であると神経の流れが悪く、特に流れの悪い部分の反応がゼロコンマ何秒か遅れたりするんです

すると例えば上半身は立とうとするけど

下半身は反応せず座ろうとし続けてしまう

みたいな行き違いが起きます。

するとそこで

ブチ

っといくわけです。

このブチっと行った時に腰周辺の組織に損傷が起きて炎症が発生すると痛みでしばらく動けなくなるんですね。

過労状態が行きすぎて、身体に強制終了がかかった状態です。

で、何日かすると炎症が治り、痛みがなくなって多くの方はこれで「完治」と言われてしまうのですが

炎症が治って痛みが消えただけで、

身体の仕組みや脳の状態は何も変わってません。

だから過労状態になるとまたブチっとなるわけです。

こちらの方も本当にそんな状態で、

検査させていただくとまず右半身の平衡感覚に大きな乱れがあり、もはや真っ直ぐ立てない、歩けない状態が潜在的にありました。

これではどんなに骨格を整えてもすぐまた傾くんですね。だから治らないんです。

耳の機能をちゃんと戻してあげて、首の調整や全身の調整を30分くらいで完了したあとは

「立った時の腰の違和感が全くないです!」

というところまでいきました^_^

ちなみに施術で腰を押したり骨盤周りの筋肉を押したり、骨をぐいぐいしたり?なんかは1回もしてません。笑

なんなら検査以外で腰は1回も触ってません。笑

ともあれ今スタートラインに立たれたところです。まだまだお身体に伸びしろいっぱいありますね↑↑