こうして腱鞘炎は治っていったとさ。のお話
先日はこんな方がお見えになりました
「犬の散歩をしていたら親指の付け根が痛くなって、それ以来何かにつけて痛むんです」とのこと。
ふむふむ。
こうなるとまずは検査ですね
腱鞘炎にはちゃんとした理学検査があるんですね。
その名も。。。。
フィンケルシュタインテスト
なんやねんそれって感じですが。笑
説明すると
手をパーにして
親指を手のひら側に曲げて
他の4本の指を曲げて親指を隠すようにグーにします
からの手首を小指側に倒して
親指の外側がイテテテ!
となるとフィンケルシュタインテスト陽性
つまり腱鞘炎ということになりますね
こちらの方もフィンケルシュタインテスト陽性。
しっかり腱鞘炎でした
で、この腱鞘炎。
よく治療というと
前腕の筋肉を揉みほぐしたり。。。
湿布貼ったり
それでダメなら鎮痛剤
それもダメならステロイド注射
といった感じで基本的に炎症を抑え込んで
原因にアプローチすること少ないんですね。
腱鞘炎のセオリーとしては
「使い過ぎて痛めたから使ってるうちは治らない」
なのですが、
そんなこといったら全国のパソコン作業してる方や
手を酷使してる方がみんなもれなくなりますよね?
でもそうではない。
ということは使い方や、使ってる時の関節の状況に問題があって症状があるというわけです
よくある傾向としては
まず
①親指の付け根の骨が位置異常を起こしている
②手首の骨が歪んでいる
③前腕の骨が親指側に変異している
④肘が捻じれている
⑤肩が打ち捻り状態
⑥首の歪み
これが同時進行的に発生しているケース。
で、これをちゃんと「正しく」
身体に受け入れてもらえるように
学習してもらえるように
施術しないと
再発を繰り返すか
全く治らないということになります。
こちらの方もこの①〜⑥全てにヒット。
ちなまに左脳の機能低下によるアンバランスも起きてましたね
これを全部サクッと施術して1回目終了
3回目の治療で親指はほぼ治ってましたとさ
いやー良かった良かった