歪んでるから治らないわけじゃない。のお話
よく巷で言われる
「歪みを治しましょう」
という流れがありますね。
この歪みですが、極論ではありますが正直歪んでない人なんて1人もいないし
歪んでるから治らない
歪んでるから痛みがある
ということでは必ずしもないです。
歪みがもれなく痛みと直結しているなら
少なからず全人類歪んでるわけで
全人類に痛みがないとおかしいですよね。笑
歪んでるから治らないかと言えば
かなり猫背でも健康に過ごされてる方もいれば
背筋がピーンと伸びてても腰痛を抱えている方もたーくさんいます。
では歪んでても痛みのない方
と真っ直ぐに背筋が伸びているのに痛みのある方
の違いはなんでしょう?
これは
「どんな力が体内に発生しているか?」
の違いです。
同じ形をしていても
極端に重心が腰にかかっていたりすれば
たとえ真っ直ぐに見えても腰痛になります
でも猫背であったとしても
身体にかかる重力をうまく負荷分散できていれば
特定の箇所が悲鳴をあげて痛むことはありません。
大切なのは歪みという形をみるのと同時に
どんな力が働いているのか?
どのように身体を使われているのか?
そして
なぜそのようになったのか?
そこには古傷の影響もあるし、
脳の左右差、刺激不足などいろんな要因があります。
だからそれを把握せずして完治なんてしないし、
骨盤に原因がありますとか簡単に言えないです。
短絡的に歪んでるから矯正
ってのもちょっと理解できないなぁーと。
気まぐれに、ある日、偶然、腰痛にも肩こりにもならないです。笑
歪みが原因というのはあくまで可能性の1つ。
それだけでは何もわからないです。
そもそも歪んだ理由があるわけですし。
歪みと不健康は必ず子も比例しませんからご安心ください。

